森林経営研究室とは
林業を開くことを目的にしたプロジェクト。
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林業を志すあなたへ。
独立採算を取れないことから、一本道になりがちな業界。
別に業界を変えたいとか大きなことを言うつもりはありません。
ただ、情報が外に出にくい業界の“オープンソース化”を目指し
日本の森林の現状と課題を数字と考察と推測で読み解く実験の場です。
~森林経営研究室の思い~
森林経営研究室の意味はそのまま森林・林業の経営について知りたい。ということに由来します。(後は僕が大学の時の所属していた研究室名)
〇日本の国土の68%が森林。その森林は戦後に植えた木が伐期(伐り時)に入っている。
×山林所有者の多くは、高齢化しており自分たちで山を管理出来なくなっている。
×山を相続した地元にいない子供は自分の山の正確な場所や境界などが分からない。
×山林は街の土地に比べ、欲しがる人がいないので場所によるが0~100万円/ha(立木込み)程度で取引される
―木は過去に比べ安くはなっているが平均すると1万/㎥程度では売れている。
―木は植物で適正に管理することによって、年間3%程度材積成長する。
〇:good ×:bad -:定説
例えば上記の林業界の一部を聞いて、なにか感じますか?
週末、山で体を動かしつつ、薪か材を搬出し小銭も稼ぐ。
春先から夏にかけて、自分の管理する山で山菜パーティー。
子供の頃の夢、ツリーハウススをDIY。
本を読むのに最高に静かな場所として。
自分の家の材は、地元の山から取りたい。
サバイバルゲーム、マウンテンバイクとかフィールドに。
小川に足付けながらPC作業するワーケーションの場として。
世の中にはあふれんばかりの森林面積と多様なフィールドがあります。
可能性はあると思うのですが、
何故かその辺を林業を生業にする方に話すと一笑に付されがちです。
仮定をたてるにしても、森の世界は情報が少なく、
本を読んでも、あまり多くは語られません。
なので、
まずは自分から実際に自分が知りたいことを実践し、目的や思い、工程や結果などを
それがあなたにとって、少しでも森や林業の世界の足掛かりや興味を深めることになってくれれば幸いです。
森林経営研究室 主宰
中村 純
1984年生まれ。
大学で森林につてい学び、林業界に足りないのは大きな歯車を効率よく回すための小さな歯車(仕組み)なんじゃないかと思い、建築、ホステル、不動産の世界を渡り歩きながら、林業熱が再燃したため、林業の世界に飛び込む。ラーメンと応援と小銭稼ぎが好きな39歳。